TradingViewで日本株候補を探すときに見る項目

実践ログ・TradingView

日本株の候補銘柄を探すとき、最初から「買う銘柄」を探そうとすると判断が荒くなる。 まず見るべきなのは、資金が入っているか、出来高が増えているか、株価位置が危なくないかです。

結論: TradingViewは「買う銘柄を決める場所」ではなく、「候補を見つける場所」として使います。 売買代金、出来高、チャート位置、移動平均線、直近の上昇率を確認し、 その後にTDnetや決算資料で理由を確認します。

なぜTradingViewから見るのか

個別株を調べるとき、最初にニュースやSNSを見ると、どうしても話題性に引っ張られます。

話題になっている銘柄は、すでに株価が大きく上がっていることも多い。 その状態で材料を読むと、良い理由ばかりを探してしまいます。

そこで、まずTradingViewで市場の動きを見ます。 「何が上がっているか」だけでなく、「どこに資金が入っているか」を先に確認するためです。

最初に見るのは、値上がり率だけではない

値上がり率ランキングは分かりやすい。 ただし、値上がり率だけを見ると、すでに上がり切った銘柄を追いかけやすくなります。

このサイトでは、値上がり率より先に、売買代金と出来高を見ます。

見る項目 1

売買代金

資金が入っているかを見る。少額出来高の急騰は慎重に扱う。

見る項目 2

出来高

普段より取引が増えているかを見る。初動の変化を探す。

見る項目 3

株価位置

すでに高値圏ではないか、追いかけにならないかを見る。

TradingViewで確認する5項目

私が候補を拾うときに見る項目は、まずこの5つです。

1

売買代金

まず市場で実際に資金が入っているかを見ます。 出来高が少ない銘柄は、急騰していても売りたいときに売れないリスクがあります。

2

出来高の増加

普段より明らかに出来高が増えているかを見ます。 出来高増加は、何かの変化が起きているサインになることがあります。

3

値上がり率

値上がり率は見るが、最初の判断材料にはしません。 大きく上がっている銘柄ほど、高値づかみのリスクもあります。

4

移動平均線の向き

日足だけでなく、週足、月足も確認します。 短期だけ強いのか、中期でも流れが変わっているのかを分けます。

5

直近高値との距離

直近高値を一気に抜いたのか、高値圏で伸び切っているのかを見ます。 買う候補にする前に、押し目を待てるかを考えます。

最初のスクリーニング条件

最初から細かく絞りすぎると、候補が出にくくなります。 まずは広めに見て、そこから削る方が使いやすいです。

項目 見る理由 このサイトでの扱い
市場 日本株に絞るため 日本株を中心に見る
売買代金 資金が入っているかを見るため 上位から確認する
出来高 普段との変化を見るため 急増している銘柄を候補に入れる
値上がり率 短期資金の動きを見るため 上がりすぎは追わない
移動平均線 トレンドの向きを見るため 日足、週足、月足を分けて確認する
監視リストのテンプレート

見つけた銘柄は、すぐ買わず監視リストへ

気になった銘柄は、買う前に「なぜ監視するのか」「どこまで待つのか」を記録します。

すぐ買わずに監視リストへ入れる

TradingViewで気になる銘柄を見つけても、その時点ではまだ買いません。

なぜなら、TradingViewで分かるのは主に「市場で動いている」ということだからです。 その理由が、決算なのか、テーマなのか、需給なのか、一時的な思惑なのかは別に確認が必要です。

  • なぜ気になったのか
  • 売買代金は十分か
  • 出来高は一時的ではないか
  • 直近で上がりすぎていないか
  • 決算や開示で理由を確認できるか
  • どの価格まで待つか
  • 見送る条件は何か

AIには何を聞くか

TradingViewで候補を見つけた後に、AIを使います。 ただし、AIに「この銘柄は買いですか」とは聞きません。

それよりも、役割を分けて聞いた方が整理しやすいです。

Gemini

上がっている理由、関連テーマ、周辺銘柄、カタリストを広く確認する。

Claude Code

高値づかみ、材料出尽くし、一時要因、見送り理由を確認する。

ChatGPT

Fact・Inference・Unknownに分けて、判断材料を整理する。

見送る条件も先に決める

候補を見つけると、どうしても買う理由を探したくなります。

ただ、実際には「見送る条件」を先に決めておいた方が安全です。

  • 大陽線の翌日で、すでに高値圏にある
  • 出来高が1日だけ急増している
  • 材料が公式資料で確認できない
  • 決算は良いが、株価がすでに大きく織り込んでいる
  • 売買代金が少なく、出入りしにくい
  • 日足は強いが、週足・月足ではまだ重い

良い銘柄を見つけることよりも、危ない買い方を減らすことを優先します。

Fact・Inference・Unknownで整理する

TradingViewで見た情報も、事実と推論を分けて扱います。

【事実】

売買代金が増えた。出来高が増えた。株価が移動平均線を上回った。

【推論】

資金が入っている可能性がある。市場が何かを評価し始めた可能性がある。

【不明】

何の材料で買われているのか。業績に続く変化なのか。一時的な需給なのか。

ここで不明なことを、そのまま買う理由にしない。 これを徹底したいと思っています。

今の判断

TradingViewは、候補銘柄を探す入口として使います。

ただし、TradingViewだけで買うかどうかは決めません。 あくまで「市場で変化が起きている銘柄」を見つけるための道具です。

その後に、TDnet、決算短信、決算説明資料、企業IRを確認して、 その変化が一時的なのか、業績につながる可能性があるのかを見ます。

次に確認すること

TradingViewで候補を見つけた後は、次の確認に進みます。

  • 直近の適時開示はあるか
  • 決算短信で売上・利益の変化はあるか
  • 決算説明資料で会社側の説明はあるか
  • 上昇理由が業績なのか、テーマなのか、需給なのか
  • 今買うのか、押し目を待つのか、見送るのか
免責事項: 当サイトは投資助言を行うものではありません。 掲載内容は、個人投資家による学習記録、情報整理、確認手順、実践ログです。 株式投資には元本割れのリスクがあります。 最終的な投資判断は、必ずご自身の責任で行ってください。

次に確認する記事

TradingViewで候補を見つけたら、次は一次情報で理由を確認し、監視リストに入れるかを判断します。

一次情報確認

TDnetと決算資料で確認する理由

株価が動いた理由を、決算短信・決算説明資料・企業IRで確認します。

監視リスト

日本株候補を監視リストに入れる基準

気になる銘柄をすぐ買わず、待つ価格と見送り条件を整理します。

サイト方針

AIを使った日本株スクリーニングで最初に決めたこと

AIに任せきりにしないための基本ルールを確認します。

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