STOCK ANALYSIS CHECKLIST

銘柄分析チェックリスト|
日本株を買う前に確認すること

気になる日本株を見つけたあと、何を見ればよいか迷わないための確認表です。 決算短信・TDnet・企業IR・チャートを順番に見て、買い・見送り・監視継続を分けます。

このチェックリストは、買い推奨のための表ではありません。 「数字は良いけれど高値づかみではないか」「材料は本当に業績に効くのか」「不明点を買い理由にしていないか」 を確認するための実践メモです。

確認の基本手順

まずは毎回この順番で見ます。順番を固定すると、勢いだけの判断を減らせます。

STEP 01 候補を見つける TradingView、X、市場データで気になる銘柄を拾います。
STEP 02 一次情報を見る TDnet、決算短信、決算説明資料、企業IRを確認します。
STEP 03 数字を見る 売上、営業利益、利益率、進捗率、財務を確認します。
STEP 04 株価位置を見る 材料前から上がっていないか、押し目か高値圏かを確認します。
STEP 05 判断を残す 打診、監視、見送りに分け、次に見る条件を記録します。

銘柄分析チェック表

記事を書く前、または監視リストに入れる前に確認します。

確認項目見る資料判断のポイント分類
話題になった理由X、ニュース、TDnet決算・上方修正・テーマ・急騰・急落・煽りのどれかを分ける。事実確認
売上と営業利益決算短信前年比で伸びているか。売上だけでなく利益が伴っているか。事実確認
利益率決算短信・説明資料増収でも利益率が落ちていないか。一時費用か構造悪化かを分ける。事実確認
進捗率四半期決算通期計画に対して進捗が良いか。季節性がある事業かも確認する。推論
来期も続くか会社予想・説明資料一過性の特需か、受注残・価格改定・構造変化があるかを見る。推論
財務貸借対照表・CF自己資本比率、現金、有利子負債、営業CFの赤字継続を確認する。リスク
株価位置チャート材料前から大きく上げていないか。高値づかみにならないかを見る。リスク
不明点IR・決算説明資料確認できていないことを、買い理由にしていないか。不明
次に見る条件監視リスト次回決算、上方修正、出来高、押し目、IRの追加を記録する。次の一手

Fact・Inference・Unknownに分ける

銘柄分析では、確認できたことと、考えたことを混ぜないようにします。

F Fact|事実 決算短信、TDnet、企業IRで確認できる内容。数字、日付、会社発表をここに入れます。
I Inference|推論 事実から考えられる仮説。来期も続くか、テーマ性があるか、株価に効くかなど。
U Unknown|不明 まだ確認できていないこと。不明点は買い理由にせず、次に確認する項目として残します。

今の仮判断を3つに分ける

「良い会社」と「今買える価格」は別です。判断を急がず、段階を分けます。

打診候補 数字・材料・株価位置がそろう
  • 一次情報で材料を確認済み
  • 業績に変化がある
  • 株価が高値圏すぎない
監視継続 材料はあるが、まだ買いにくい
  • 株価が先に上がっている
  • 業績反映がまだ不明
  • 次のIR・決算待ち
見送り 不明点・過熱感・リスクが大きい
  • 材料の裏取りが弱い
  • 赤字や財務に不安がある
  • 急騰後で高値づかみリスクが高い

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チェックリストを使う前後で読むと、確認作業が進めやすくなります。

※このチェックリストは、個人投資家の確認手順を整理したものです。 特定銘柄の売買をすすめるものではありません。投資判断は必ずご自身で一次情報を確認したうえで行ってください。

チェックリストで確認したら、実践ログに残す

良いと思った銘柄ほど、見送り理由も書いておきます。 あとで振り返ったときに、判断のズレや高値づかみの原因を確認できます。