TRADINGVIEW AI SCREENER|公式仕様確認 2026.09.11

TradingView AIスクリーナーの使い方|ChatGPT不要・サイト内で候補抽出まで完結

ChatGPTなどを別画面で開かなくても、TradingView内で探したい条件を文章入力できます。株式スクリーナーのフィルター、表示列、並べ替えまで設定される仕組みと、日本株での使い方を確認します。

先に結論
AIスクリーナーは、ChatGPTなどを経由せず、TradingViewサイト内だけで文章から候補抽出条件を作れます。ただし、銘柄を評価して買い時を決めるAIではありません。抽出後は、適用された条件を確認し、チャート、TDnet、決算短信、企業IRへ進みます。

この記事が向いている方

  • TradingViewの株式スクリーナーで、どのフィルターを選べばよいか迷う方
  • 日本株の条件を文章で入力して、候補を早く作りたい方
  • AIスクリーナーとPine Screenerの違いを知りたい方
  • AIの結果をそのまま売買判断にせず、一次情報まで確認したい方

事実|TradingView公式で確認できた仕様

確認項目2026年9月11日時点の公式仕様利用時の注意
利用場所株式スクリーナーのAIアイコン、またはShift+A現時点では株式スクリーナーだけに対応
できることフィルター、表示列、列セット、並べ替えを設定AIによる企業分析や売買推奨ではない
入力言語TradingViewが提供するすべての言語に対応公式は精度面で英語入力を推奨
入力文字数6~164文字市場、指標、条件を具体的に書く
対象プランすべての有料ユーザー無料プランは対象外
利用回数プランごとに月間上限があり、毎月1日00:00 UTCにリセットベータ期間中は上限が変更される可能性あり
無料テンプレート用意されたテンプレートは月間回数に含まれない最初の動作確認に使いやすい
モバイル現時点では非対応PC版で操作する
古い情報に注意:公開初期に案内されていた「Ultimate限定」「英語のみ」「月50回」は現在の公式仕様と一致しません。料金・回数は変更され得るため、利用前に公式ヘルプを再確認してください。

使い方|日本株候補を文章から探す

  1. PCで株式スクリーナーを開く
    フィルターパネル左上のAIアイコンを押します。Shift+Aでも開けます。
  2. 市場と条件を文章で入力する
    日本株を探す場合は「日本」または「Japan」を明記します。
  3. 適用された条件を確認する
    AIアイコンから「解説」を開き、フィルター、追加列、並べ替えの理由を確認します。
  4. 候補をチャートで確認する
    出来高、株価位置、決算予定日を確認し、調査候補を絞ります。
  5. TDnet・決算短信・企業IRへ進む
    業績修正、一過性損益、セグメント、受注、株主還元などを一次情報で確認します。
新しいAIリクエストを実行すると、現在のフィルター、表示列、列セット、並べ替えは置き換えられます。市場はプロンプトで指定しない限り維持されます。

日本株向けプロンプト例

日本語でも入力できます。うまく条件へ変換されない場合は、英語にするか、条件を3~4個へ減らします。以下は入力例であり、抽出銘柄の推奨ではありません。

例1|大型・成長・収益性

日本の上場企業で、時価総額1000億円以上、売上高成長率10%以上、営業利益率がプラスの銘柄

例2|割安性だけに偏らせない

日本株で、PER15倍以下、売上高成長率がプラス、営業キャッシュフローがプラスの企業

例3|値動きと流動性

日本株で、1カ月騰落率がプラス、平均出来高が高く、52週高値から10%以内の銘柄

英語で言い換える場合

Show Japanese stocks with positive 1-month performance, high average volume, and price within 10% of the 52-week high.

入力後は、意図した指標と単位が実際に設定されたかを必ず確認します。「割安で良い会社」「これから上がる株」のような曖昧な依頼は、再現可能な条件になりにくいため避けます。

AIスクリーナー・Pine Screener・ChatGPTの違い

AIスクリーナー文章をTradingView標準のフィルター、列、並べ替えへ変換。広い母集団から候補を作る。
Pine ScreenerPine Scriptの出力を使い、ウォッチリストや指数を独自条件でスキャンする。
ChatGPTなど条件設計、論点整理、反対シナリオの確認を補助。TradingViewの標準スクリーナーを直接操作する機能ではない。

比較AIスクリーナーPine Screener
入力自然言語Pine Script・既存インジケーター
使う条件株式スクリーナーの標準条件スクリプトが出力する独自条件
主な母集団株式市場ウォッチリスト・指数
得意初期条件を素早く作る自分のチャート条件を反復検証する
不得意標準フィルターにない独自計算文章だけで条件を自動作成すること
共通点結果は買いサインではなく、追加調査の候補

ボクが使うなら、この5段階

  1. AIスクリーナー:市場・流動性・割安・変化の条件で候補を広く作る
  2. 通常画面:AIが設定したフィルターと並べ替えを保存・記録する
  3. Pine Screener:必要な場合だけ、トレンドや出来高など独自条件で再度絞る
  4. 一次情報:TDnet、決算短信、決算説明資料、企業IRで事実を確認する
  5. 記録:確認継続・情報不足・見送りに分け、再判定条件を残す

Market data:この記事では特定銘柄の株価・出来高などの市場データを使用していません。プロンプト例の数値は操作例であり、推奨条件ではありません。

推論・注意点・別のシナリオ

推論

初心者がフィルター名を一つずつ探す負担は減ります。一方で、簡単に候補が出るため「AIが選んだ有望株」と誤解する危険は高まります。便利になった分、適用条件の確認が重要です。

別のシナリオ

日本語で意図した結果にならない、標準フィルターに条件が存在しない、複数条件が誤って解釈される場合があります。その場合は英語へ言い換える、条件数を減らす、手動フィルターやPine Screenerへ切り替えます。

不明:各有料プランの具体的な月間リクエスト数は、公式ページ上で固定値として確認できませんでした。入力欄上部に表示される残数を利用時に確認してください。

判断を見直す条件

  • AIスクリーナーが正式版になり、対応資産やモバイル対応が変わったとき
  • 対象プラン、利用回数、対応言語が変更されたとき
  • 独自指標やPine条件を直接扱えるようになったとき

一次情報・公式資料

確認日:2026年9月11日。機能はパブリックベータのため、仕様変更時は公式資料を優先します。

次の一手|AIスクリーナーで1条件だけ試す

最初は市場と3条件程度に絞り、AIが実際に設定したフィルターを確認してください。候補数が多ければ条件を1つ追加し、ゼロなら1条件だけ緩めます。

※本記事には広告・PR(アフィリエイトリンク)が含まれます。広告報酬の有無で評価や結論は変えていません。本記事は機能と調査手順の解説であり、特定銘柄の売買推奨や投資助言を目的としません。投資判断は一次情報とリスクを確認したうえで、ご自身で行ってください。

類似投稿